人生実験室

挑戦に満ちた、好奇心旺盛な人生を目指しています。

スポーツに取り組んでいる子どもたちに、親としてできること。

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私の息子二人は、わりとガチでスポーツに取り組んでいる。

長男は陸上の長距離。田舎の公立高校だが、文武両道を目指している学校で、勉強そっちのけで毎日走っている。

次男は器械体操。小学生の低学年から地元のクラブチームに入って、週に6日トレーニングしている。

 

二人とも小さなころから体を動かすのが大好きな子どもだつた。

 

長男は、学校のマラソン大会でずっと1位で、自然と陸上部に入り、中学校でとても素晴らしい指導者に出会い、いまに至る。

県の駅伝大会で、市の代表チームとして大人に混ざって走ったのが、一番の自慢のようだ。

持ちタイムは大したことないが、とにかく好きで走ってくれているのが、親として嬉しい。

 

次男は、小さな頃から運動神経がすごくて、かけっこでも球技でも、なんでもずば抜けていた。

ただ、体が小さかったので、その個性を活かすスポーツとして、自分の意思で器械体操を選んだ。

全中には惜しくも届かなかったが、県の強化指定選手にもなれて、本人も自信がついたようだ。

高校生になったいまは、急に身体が大きくなり、子供の体操から、大人の体操競技への転換に挑戦している。

 

私自身スポーツは好きだが、なにか特別秀でた競技はない。

走るのは長男が中学生の頃に追い越された。

いまでは彼のトレーニングに自転車でついていくのもアップアップだ。

器械体操にいたっては、次男の技がどうやったらできるのか、想像すらできない。

自分の息子なのに、超人でも見ている気分だ。

 

私が彼らにやってあげたことは、きっかけ作りだけだ。

子供向けのスポーツイベントに連れて行ったり、野球チームに入ってコーチとして一緒に練習したり。

雪国なのでスキーもやったし、地元のプールで高飛び込み体験もやった。

一般のマラソン大会にも出たし、初心者向けトライアスロンにもチャレンジした。

 

振り返るといろいろやったが、子供たちにはなんのハードルもなかった。

いつも楽しそうに競技していて(遊んでいて)、順位とか気にしてなかった。

率直に言って、私と妻は、少し大変だった。

親としての準備が必要だし、子どもたちにやる気になってもらわないといけないからだ。

ただ、その苦労を遥かに上回る感動や喜びをもらえたことは、間違いない。

スポーツ好きの子どもたちになってくれて、本当によかったと、妻といつも話している。

 

いま、息子たちのおかげであちこちに応援に行けて楽しい。

ちょっとした旅行のようで、週末がウキウキだ。

いま私が親として彼らにできることは、とにかく応援するのみだ。

(あとスポンサーになること…)