「LEADER's LAMDA」を読んだ。読むだけで満足してたらMOTTAINAI
「LEADER's LAMDA」を読んだ。
会社の社員研修の課題図書だったので、そのために書いた私の読書レポートを晒してみる。
こういったノウハウ本は、読むだけで満足してたらMOTTAINAI。
少しでも良いので実行しないと。
幸い私は著者の方から直々に教えていただく機会に恵まれたので、"問題の見える化ツリー"は、実際に何度も使わせてもらっている。
「LEADER's LAMDA」 読書レポート
1.参考になったこと
①問題の見える化ツリー:問題解決は難しいもの、“合意”のプロセスが重要
問題解決は難しいもので、だからこそ多数の書籍やコンサルティングが存在します。
特に難しいのはステークホルダーとの“合意”で、問題解決の施策がどんなに良いものでも、ステークホルダーに合意して納得してもらわないと、その施策は正しく実行されません。
「問題の見える化ツリー」は、その“合意”を推進させることのできるツールだと学びました。(過去、川原先生のコンサルでも直接学んだ)
②問題の見える化ツリー:原因を見つける
「見える化ツリー」を使わずに空中戦のディスカッションでも、問題の原因は見つかります。
しかしそこで見つかるのは「表面的な原因」です。
「原因中の原因」にたどり着くには「見える化ツリー」を使い、1日半以上の時間を費やす必要がある。
効率だけを求めても期待する成果はでないと気付けました。
③問題の見える化ツリー:中核問題をクリアする
「見える化ツリー」が完成すると、ツリーの最下部には「原因中の原因」となる“中核問題”が配置されます。
技術者のスキルが低い→技術研修が足りない→勉強する時間がない→時間マネジメントができてない、のような掘り下げです。
“中核問題”を解決せずに、その前段階の問題を場当たり的に解決しても大きな成果は出せないことを学びました。
2.自社に取り入れたい気づき
①「今までどおり」のワナ
②“計画っぽい”言葉にはご用心
そこそこの目標に向かい「今までどおり」進めるのであれば、PDCAもLAMDAも必要ない。
不要なツールを使い、無駄な時間を費やしていることになります。
「生産性向上の取り組みをさらに強化する」のような“計画っぽい”言葉も無意味。
実行可能レベルの計画への落とし込みを徹底します。
③「問題の見える化ツリー」の活用
著者の川原先生からは、前回のコンサル時に「問題の見える化ツリー」などのノウハウを直接教えていただきました。
私自身はそれを日々活用しているつもりですが、他の社員へ伝える行動が足りていなかったと反省しています。
今後は「伝えて、引き出す」をテーマに行動します。
読書レポートは以上となります。
先に書いたとおり、今回の書籍および以前のコンサルティングにおいて川原先生から教えていただいたノウハウがたくさんあります。
このノウハウを社内で活用するよう、私から現場へ落とし込みをいたします。
この度は学びの機会を、ありがとうございました。