社員の潜在的な不満への対応。ポジティブ・アプローチが役立つ
会社の幹部会議で、以前私が問題提起した資料シリーズ。
晒してみる。
社員の潜在的な不満への対応
部門内で退職者が複数名出たこともあり、その原因について深く考える機会がありました。
一つの結論として、社員の潜在的な不満への対応が不足していたのではないかと反省します。
職場に不満はつきもので、それに一喜一憂していたら成り立ちませんが、ある程度情報収集をする必要はあると思います。
「現状に不満はありますか?」というギャップ・アプローチだと愚痴になるので、
「将来どうなったら幸せですか?」
「その幸せ目標を実現するには何が必要ですか?」
「その幸せ目標実現の障壁はありますか?」といったポジティブ・アプローチでヒアリングするのはいかがでしょうか?
気付き
これを会社で提案した頃、退職する社員が続いて、精神的に少し参っていたことを思い出した。
一喜一憂していたら成り立ちません
とか強がっているが、明らかに一憂している。
100憂くらいしてたかも。
ただ弱っているわりには書いてあることはなかなかで、ポジティブ・アプローチは、今でも良く使う。
物事がうまくいかない原因を調べることは、反省材料として必要。
しかし原因がわかり、次に解決方法を考える際は「どうやったらうまくいくのか?」のようなポジティブ・アプローチの方が良い案が生まれることが多い印象がある。
うまく解決できた成功イメージをつくることが大切なようだ。
こんな単純な思考回路なのは私だけかもしれないが、実際に役に立つ手法なのだから、あながちバカに出来なかったりする。