枝豆の鳥対策。楽な農園と、気楽な畑は少し違う
枝豆の鳥対策をした。
畝に不織布をかけたのだが、いかにも素人っぽい仕上がり。
まあ、鳥の食害が防げれば、それでいい。
周りに他の人の畑があるロケーションだと、自分の畑のクオリティが気になるが、幸いこの畑は、その環境にない。
普段生活している街ではないので、少しくらい雑な畑でも、周りの目はぜんぜん気にならない。
自由で気楽な畑遊び。
以前やっていた市民農園とは、こういったところが大きな違いだ。
市民農園のメリット
私は数年前まで、市民農園を借りていた。
広い農園の一区画を借りていた感じだ。
家庭菜園初心者に優しい農園で、野菜の苗や肥料など、必要なモノはほとんど農園が準備してくれる。
野菜の栽培方法も教わることができた。
お金はかかるが、何も知らない家庭菜園初心者には、とてもありがたかった。
区画オーナーは、畑に来て労力だけ提供すればよく、すごく楽ちん。
周りの区画の方がイロイロと教えてくれたり、子供に話しかけてくれたりして、そういう緩めのコミニティも楽しかった。
収穫した野菜の交換なんかもしたりして、バーチャルなSNSでの繋がりとは異なる良さがある。
市民農園は楽しい
自信を持って言えるのは、市民農園は楽しいということだ。
とくに小さな子供がいるご家庭には、おすすめする。
子供にできる畑仕事は少ないが、それでも一生懸命働いてくれている子供をみるのは、極上の癒やしだ。
ポイントは、とにかく褒めること。
トマトの苗がちょっとくらい曲っていても、問題なく育つ。
そんな小さな失敗よりも、数か月あとトマトが収穫できるという大きな成功を想像しながら、子供を褒めてあげて欲しい。
市民農園をやめて、わかったこと
そんな楽しい市民農園だが、やめてみてわかったことがある。
市民農園は楽しいが気楽ではない、ということだ。
周りに他の方の畑があるので、ある程度きちんとした畑を維持するのがマナーだ。
作物が隣の区画まで伸びたら申し訳ないし、雑草だらけで放置するのも良くない。
いま私がやっている畑のように、何もかもテキトー、という訳にはいかないのだ。
市民農園と個人農園の両方を経験した私だが、現状は、気楽な個人農園を楽しもうと思う。