人生実験室

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アスパラを収穫した。小さな畑の世話は、じいちゃんの仕事

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アスパラを収穫した。

写真がヘタで美味しそうに見えないが、実物はとても瑞々しくて、おいしそうだ。

いつもの畑ではなく、家の庭にある、ごくごく小さな畑での収穫。

数年前に植えたアスパラの苗(根っこのようなモノ)が、特にお世話していないのに、毎年律儀に結果を出してくれる。

 

小さな畑の世話は、じいちゃんの仕事

このアスパラが生えている小さな畑。

水やりや収穫などの世話は、私の父にやってもらっている。

私の父なので、家では「じいちゃん」という立場になる。

 

じいちゃんは朝すさまじく早起きなので、畑のお世話は、ちょうどよい仕事だ。

起床から朝食までの数時間を、新聞やテレビを見て過ごすよりも、ずっと生産的だ。

最初は水やりだけ頼んでいたのだが、最近は収穫もしてくれるようになった。

この調子で草取りもやってくれるようになったら嬉しい。

そのようになるまであと何年かかるかわからないが、会社の仕事じゃないので、別に急ぐ必要はない。

ちなみに、水やり→収穫ができるようになるまでのプロセスには、約3年かかったと記憶している。

 

家にいる年寄りにも活躍の場が必要

正直、じいちゃんは、家のことは何もできない。

仕事人間だったので、家事は本当に何もできない。

自分が使ったコップも洗えない。

 

私はリタイア後も自立していたいので、家事は何でもできるし、死ぬまで自分にできることを増やしていきたい気持ちがある。

いまの単身赴任の生活は、そのためのチャンスだと認識している。

家族は、こんな私の価値観を理解してくれて、好ましく思ってくれているようだ。

 

しかし、それと同じ価値観を、別人格であり、生活してきた時代の違うじいちゃんに求めるのは酷だ。

家族が、家のことを何もできないじいちゃんをネガティブに思うのは、私としては本意ではない。

いまの私にできるのは、家にいるじいちゃんが活躍できる仕事を用意してあげること。

そのひとつが、家庭菜園のお世話の仕事なのだ。