行動科学マネジメント。”やりたい” を邪魔するライバルを見つけて、やっつけろ
行動科学マネジメントを、ちょっとかじった。
やりたい やらなくてはいけないけど できていない行動を「不足行動」といい、やってはいけないのに やってしまう行動を「過剰行動」というのだそうだ。
さらに、不足行動を邪魔する誘惑を「ライバル行動」という。
”痩せたい”という欲求を例にすると、運動が「不足行動」で、食べ過ぎが「過剰行動」、朝二度寝してしまう(なので運動できない)が「ライバル行動」だ。
私は過去に、悪い習慣を克服した経験がある。
正確には現在進行形の悪癖もあるが、ある程度カイゼンされつつあるので、ここで行動科学マネジメントに沿って振り返ってみる。
なおここでの振り返りは、あくまで「私の場合」ということで、もしかしたら万人に該当するものではないかもしれない。
健康になりたい(健康な肝臓を取り戻したい)
- 不足行動:節酒
- 過剰行動:日常的な飲酒
- ライバル行動:晩酌(して当たり前という習慣・思い込み)
すごく単純明快な考察だ。
毎日の晩酌をやめれば、節酒できて、健康になれる。
なんでこんな簡単なことができないのか。気付けなかったのか。
下の記事のように節酒に成功している今から考えると、冗談みたいだ。
「晩酌は、毎日やるものだ」「お酒のない食事なんて、おいしくない」という習慣・思い込みが、ライバルだったのだ。
家族と過ごす時間を増やしたい(夫、父親の役割を果たしたい)
- 不足行動:家族との対話
- 過剰行動:帰宅時の寄り道、休日の個人行動
- ライバル行動:ギャンブル(パチスロ)
私の場合、家族との対話を阻害していた一番の原因は、ギャンブルだった。
仕事の忙しさや、夫婦仲の悪さなどではなく、私のギャンブル依存が原因。
詳しくは下の記事を見ていただきたいが、これを克服することで、夫、父親の役割を果たせるようになった。
もし、このライバル行動に気付けないでいたら、いまだに帰宅時にパチスロへ通い、休日にはパチンコ屋へ個人行動、家族との対話はなく、家に私の居場所は無い…
考えるだけでゾッとする。
私と同じように「やりたいけど、できない」で悩んでいる方は、やりたい を邪魔する「ライバル」を見つけて(=認めて)、そいつをやっつける方法を考えることをオススメする。