人生実験室

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紙でメモを取ることのメリットは、ある

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私のメモ取りは、基本的にデジタルデバイスである。

普段の仕事中はパソコン、外出時やプライベートではスマホでのメモ取りだ。

特定の場面でのみ、例外的に紙のメモを使っている。

 

デジタルのメモツールはいろいろ試した。

Evernote、Googlekeep、OneNoteなどなど。

それぞれ良いところはあるが、結局もっとも単純なテキストファイルでのメモに落ち着いた。

Windowsであれば「メモ帳」である。

シンプルなモノを好む単なる私の性質なので、深い意味はない。

もちろん、デバイス間での同期を取りたいので、メモしたテキストファイルはDropboxに入れている。

 

デジタルメモのメリットは、なんと言っても再利用ができることだ。

簡単に言うと、コピペだ。

私の場合、こんな感じでメモを再利用している。

仕事での会議のケースを想定。

  1. メモ帳で議事のメモを取る
  2. 議事メモをグループチャットへコピペして、会議不参加メンバーに情報共有
  3. 自分のTODOをカレンダーアプリへコピペ
  4. 会議中に気付いたアイデアをネタ帳へコピペ
  5. もし、ちゃんとした議事録(謎)を求められたら、Wordにコピペして清書

紙のメモでもできることだが、すべてコピペなので、スピード感が違う。

私にとってのメモは、何かを記録しておくモノではなく、次のアクションに繋げるための一時記憶なので、デジタルメモのこのスピード感が必要なのだ。

 

こんなデジタルメモ派の私だが、最初に書いたとおり、特定の場面でのみ、例外的に紙のメモを使っている。

目上のエライ人の前では、紙でメモする。

なんと言っても「大事なことなので、しっかりメモをとっています!」的なアピール度が、デジタルメモよりも紙のメモの方が何倍も高いからだ。

PCでメモして「俺の話をちゃんと聞かずに、コンピューターなんかカチャカチャやりやがって」みたいに見られるのは心外だ。

 

紙でのメモ術は、デジタル全盛の現代にあっても、組織での出世に必要なスキルである。