コンサルタントのノウハウを盗む。鉄板フレームワーク
会社の幹部会議で、以前私が問題提起した資料シリーズ。
晒してみる。
ロジカルシンキングの基本中の基本だが、わりと知らない人が多い印象。
個人的には、とても使い勝手の良いフレームワークだと思う。
鉄板フレームワークの活用 ~中堅社員Bさんの仕事ぶりを見て~
Bさん:
(新製品機能アップの企画書を作成中…)
私:
企画の構成を練っているところなんだろうけど、事実と解釈・仮定が混ざった箇条書きじゃあ、思考が整理できないと思うよ。
Bさん:
そうなんです。いつも頭がゴチャゴチャになって。何か良い方法はありませんか?
私:
思考のフレームワークを使うといいよ。マッキンゼーで使っている「空・雨・傘」とか。
(中堅社員なら、鉄板フレームワークの1つや2つは知ってて欲しかったな)
●自己流も悪くないですが、コンサルタントが使っているような「鉄板フレームワーク」を活用した方が、早く成果があがると思います。
中堅社員向けの研修カリキュラムとしていかがでしょうか。
気付き
こういうの、会社に来るコンサルのアウトプットだけ見ている人は、気付かないかもしれない。
どういうプロセスを経てできあがったモノなのか、そこに着目すると、コンサルタントのノウハウを盗むことができる。
実際、コンサルに来る6人~7人のうち、全く話さない人が2人くらいいるのはなぜか疑問だったのだが、その2人は先輩コンサルタントのノウハウを盗むためだけに、現場(私の会社)に来ているようだ。
よく観察すると、メモをとるタイミングなどで、それがわかる。
どんなことでも学びのチャンスはあるな、と感じた。