「W県警の悲劇」を読んだ。男はアホで、女は怖い
葉真中 顕の「W県警の悲劇」を読んだ。
私は警察モノ小説が大好きで、特に何も考えずに本を選ぶと、警察モノばかり読んでしまう。
家族にも「父は警察官になればよかったね」なんて言われる。
自分でもそう思うが、さすがにアラフォー世代にもなって「実は警察官になりたかったので、転職することにする」とは、家族には言えない。
シニア世代が警察官になるキャリアパスがあればいいのに。
そんな私が、ふとこれまでの警察モノ読書歴を振り返ると、この本のように女性警察官が主人公の話は、そう多くない気がする。
希少価値が高い。
そういう意味でも、「W県警の悲劇」は、とても楽しく読めた。
ネタバレしたくないので、一言だけで表現する。
男はアホで、女は怖い。