スキルが無いのではなく、活かす方法を知らないだけ
姉のハンドメイド作品を紹介するチラシをつくったら、とても喜んでくれた。
パソコンでちゃちゃっと、ほんの30分くらいで作った簡単なチラシだ。
私はITのプロではあるが、デザインは素人なので、チラシの出来は推して知るべし。
それでも、姉は喜んでくれた。
調子に乗って、メルカリとかクリーマとか、ハンドメイド作品を売ることのできるサービスを教えてあげたら、とても驚いていた。
自分の作ったモノが、農産物直売所の片隅以外の場所で売れるということが、とても信じられないことだったようだ。
デジタルデバイドの実例を目の当たりにして、日々ITにどっぷり浸かりきっている私には、逆に新鮮だった。
私の姉は縫製のプロだが、ITは素人。
私には彼女のようなモノづくりのスキルはないが、ITは得意。
こういった異なる得意スキルを組み合わせることで、今よりも、もっと自分のスキルで社会に貢献できるのではないかと思う。
スキルが無いのではなく、活かす方法を知らないだけ。
特にITスキルは、それ自体の価値よりも、他のスキルをサポートする形の方が広がりがあるように感じている。
「それがITの本質でしょ」なんて偉い人に言われそうだが、実際に経験して得た気付きは大きい。
学びのチャンスをくれた姉に感謝。