新発田にて、あやめ祭り、清水園をめぐる
あやめ祭りへ行った。
場所は新発田の五十公野公園。
小さな子ども向けの遊具もあり、ファミリーでも楽しめる、よい公園だ。
子どもたちが一緒だったら、この公園でずっと遊ぶことになり、あやめは見られなかっただろう。
うちの息子たちはもう高校生なので、その心配がないのが、少し寂しい。
あまり下調べせずに来たこともあり、あやめは、まだ五分咲き程度だった。
それでも、多種多様なあやめが一面に咲いている風景は壮観だ。
敷地も広く、ぜんぶ回ると結構な運動になる。
新発田の街歩き、そして清水園
あやめを鑑賞した後は、新発田の街を散策した。
無料の駐車場がいくつかあり、そこに駐車したまま、まわれるのが、ありがたい。
たくさんのお寺が集まっている寺町は、城下町新発田を感じさせてくれる。
ゆっくり昼食をとったあとは、清水園へ向かった。
清水園は、期待以上に素晴らしい日本庭園だった。
日本庭園と言えば金沢の兼六園。
規模は兼六園に及ばないが、清水園はこじんまりとしていて、じっくり鑑賞できるところがよい。
自宅の庭もこんなふうにしたいが、その時間もスキルも持ち合わせていない。
素敵な庭が見たくなったら、また清水園にくればいいと、妻と認識を一致させた。
新発田のお土産は、ごままんじゅう
最後にお土産を買って、帰路にたった。
和泉屋さんの、ごままんじゅうだ。
その日の朝ついたお餅で作っているそうで、とても柔らかく、おいしい。
ごまの風味と、こし餡が、マッチしている。
甘みを足す砂糖を別に付けてもらえるが、そのままでとても良い塩梅(?)なので、砂糖はつけないほうがいいと思う。
お土産のごままんじゅう、自宅で家族に振る舞ったら、あっという間にぜんぶなくなった。
喜んでもらえて、とても嬉しい。
こんなふうに、たまに夫婦で出掛けるが、遠くに行かなくても近場で十分楽しめる。
妻は、単身赴任で普段いない私とたくさん会話できるのが、嬉しいようだ。
夫婦仲を円満に保つ秘訣は、このくらいのちょっとした「楽しみ」の積み重ねなんだろうとなと感じた。