息子(長男)の受験で考える。「7つの習慣」のインサイド・アウトのアプローチ
息子(長男)の受験の年となった。
受験するのは彼なので、父親の私にできることは限られている。
私が勉強する訳ではないし、私が大学を選ぶ訳でもない。
それでも、なにかしてあげたい気持ちは、もちろんある。
私が普段から学んでいる「7つの習慣」の前半は「私的成功」で、これは依存から自立へのアプローチである。
長男の受験は、長男が親への依存から自立するプロセスなのではないか?
この考え方をベースに、私ができることを考察してみた。
第一の習慣:主体的である
第一の習慣で私が一番大切だと感じているのは「インサイド・アウト」 のアプローチだ。
外部環境や相手を中心としたアプローチ(=アウトサイド・イン)ではなく、自分を中心としたアプローチ(=インサイド・アウト)」の考え方だ。
主語が「私が~」なのか、「(例えば)親が~」なのかの違いだと、シンプルに理解している。
息子の大学受験で言えば、 こんな感じだろうか。
アウトサイド・イン:親が■■大学へ行けと言うから、受験勉強をする。
インサイド・アウト:私が(長男が)●●大学で▲▲を学びたいので、受験勉強をする。
この違いは大きい。
私にできることは、彼が自分の将来を主体的に考える機会をつくること、そしてそれをインサイド・アウトのアプローチで言葉にする「やり方」を教えることだ。
進路や勉強方法など具体的なアドバイスをあれこれして、私の考えで彼を誘導することをしてはいけない。
余計なことを言って、彼の主体性を邪魔してはいけないのだ。
やはり「7つの習慣」は役に立つ。
機会を変えて、この件をもう少し考察してみたい。